猫村さんの知恵袋

さまざまな情報をわかりやすくお届けします。

医療

熱中症の症状と原因や予防対策を理解しよう

投稿日:2016年5月15日 更新日:

毎年熱中症で病院へ搬送されるニュースを耳にしますよね。

熱中症は誰にでも起こる可能性があります。

なんとなく調子が悪い・・その症状は実は熱中症かもしれませんよ!

そこで、熱中症の基本基本知識である症状や原因、予防法について紹介します。

スポンサーリンク
  

熱中症の症状とは?

熱中症は、高温多湿な環境に、私たちの身体が適応できないことで生じるさまざまな症状の総称です。

熱中症は3ステージに分類されます。

•軽度(1度):両手足・腹筋の痙攣(腹痛)・めまい・こむら返り・失神

•中度(2度):頭痛・下痢・吐き気・嘔吐・倦怠感・虚脱感

•重度(3度):意識障害・全身痙攣・運動障害・高体温

熱中症:軽度(1度)

大量の汗によって血液の量が減少するため、脳への血流が不十分になり、めまいや立ちくらみを起こします。

症状としては大量の発汗、立ちくらみに加え、顔面蒼白や呼吸回数の増加、唇のしびれ、筋肉痛やこむら返りなどがみられます。

この段階は、現場での応急処置で対応できる軽症です

熱中症:中度(2度)

この段階では、ズキンズキンとする激しい頭痛、吐き気、嘔吐、体のだるさ、体に力が入らないといった自覚症状があらわれてきます。

こうした症状がみられる場合には、すぐに病院で治療を受けるようにしましょう

熱中症:重度(3度)

この段階では、急激な体温上昇によって、ときには41℃を超えることもあります。

呼びかけや刺激への反応がおかしい、意識がないといった意識障害や、体にガクガクとひきつけやけいれんを起こす、真っ直ぐに歩けないといった運動障害がみられます。

救命のために緊急入院して集中治療を行う必要があります。

スポンサーリンク

熱中症の原因は環境とからだにある?

熱中症を引き起こす原因には「環境」と「からだ」の2大要因があります。

熱中症の原因の環境とは?
・気温や湿度が高い
・風が弱い
・日差しが強い など
熱中症の原因のからだの状態とは?
・激しい運動などにより体内でたくさん熱が産生された
・暑さにからだが慣れていない
・疲れや寝不足、病気などで体調がよくない

この環境とからだの要因が重なった時に、熱中症がおこりやすくなります。

同じ環境下にいても熱中症になる人とならない人がいるのはそのような理由からです。

ほかにも、熱中症に注意が必要な時期や場所というものがありますので、紹介しますね。

熱中症に注意が必要な時期
・梅雨の晴れ間
・梅雨が明けてすぐ
・しばらく涼しい日が続いた後急激に暑くなった日 など

人間のからだには、もともと環境への適応能力が備わっています。

暑い環境でも数日過ごすうちに自律神経の働きがよくなり、汗を上手にかけるようになったり、体温調節ができるようになっていきます。

ただ、涼しい日が続いた後に急に暑くなった場合などは、からだがまだ暑さに慣れていないことで、うまく適応できずに熱中症になってしまうのです。そのため、梅雨の晴れ間など急に暑くなった日は注意が必要です。

熱中症に注意が必要な場所
・運動場、公園、海やプールなど、強い日差しが当たる屋外
・駐車場に止めた車の中
・体育館
・気密性の高いビルやマンションの最上階など
・浴室やトイレ、寝室など、家庭内の風通しの悪い室内

熱中症と聞くと、炎天下でスポーツをしたり、屋外での作業で起こると思いがちですよね。

しかし実際には家庭内で、日常生活の中で起こる熱中症も多くあります

特に高齢者や乳幼児は、エアコンのない室内や風通しの悪い場所にいると、あまり動かず静かにしているときや、寝ているときなどにも熱中症を起こす危険もあるため、気をつけましょう。

こまめに室温を測り、風通しや服装に注意して過ごすことが大切です。

熱中症を予防するための対策とは

こまめに水分補給をする

水分だけをとると塩分が不足して血液が薄い状態になってしまうため塩分補給が必要です。

このフレーズはだいぶしてきましたよね。

でも普段私たちの食事では塩分を摂りすぎているくらいなので、日常生活でジワジワ汗をかく程度であれば、必要以上に塩分補給をする必要はないです。

塩分補給が必要なときは、玉のような汗をかいたときや、腕の汗をなめてみてしょっぱいときです

目安としては、コップ1杯(200ml)の水に、ひとつまみ(0.2g)の塩を入れた塩水か、ナトリウム40?80mg/100mlのスポーツドリンクがよいとされています。

薬局などで売られている「経口補水液」を常備しておくと安心ですね。

のどが乾かなくても飲む

脱水症状のサインには、汗や尿の量が減る、尿の色が濃くなるなどの症状がありますが、軽い脱水症状の段階ではのどが乾かないこともあります。

のどが渇いていなくても、外出や運動、入浴や睡眠の前後には水分を意識的にとるようにしましょう。

利尿作用のある飲み物に注意

カフェインを含むお茶やコーヒー、アルコールを含む酒類には利尿作用があり、逆に脱水症状を進める危険性があるので、飲みすぎには十分注意しましょう。

吸湿性、通気性のよい素材の衣類を選ぶ

夏の暑い時期を快適にすごすためには、汗を吸い、通気性のよい綿素材の衣類がおすすめです。

最近は吸汗素材や速乾素材のシャツなども売られていますので、上手に活用しましょう。

エアコンを上手に活用する

エアコンの温度の目安は28℃です。

室内の気温をさげすぎてしまうと、暑い屋外に出た時に、急激な温度差にからだが適応できず、めまいがおきたり、気分が悪くなることがありますのできをつけましょう。

使用時には直接人に当たらないようにすることと、扇風機を利用して風を動かすと下の方にたまりやすい冷気を循環させることができるのでおすすめです。

また、窓にはカーテンやすだれなどを利用して直射日光を遮るとさらに効果的ですよ!

暑さに負けないからだづくりをする

普段から運動をして適度に汗をかく習慣がある人は熱中症にかかりにくくなります。

1日30分程度のウォーキングをするなど日頃から暑さに適応できるからだづくりをしていきましょう。

また、寝不足や二日酔い、風邪気味など体調が悪いときも熱中症になりやすいため、十分な栄養と休養をとるように心がけましょう。

まとめ

ここまで、熱中症の基礎知識として、症状や原因、予防対策について紹介してきました。

熱中症は誰にでも起こる可能性はありますが、暑い夏を元気に乗り切るためにも、日頃から予防対策をして熱中症を防いでいきましょう!

スポンサーリンク

-医療
-, ,

執筆者:


comment

メールアドレスが公開されることはありません。

関連記事

痛風が起こりやすい部位となりやすい人とは?痛風発作時の対処法と治療法

突然やってくる痛風発作。 はじめて痛風発作が起きた時には、あまりの痛さにパニックになるかもしれません。 突然の痛みに対して「これは痛風発作だ!」と判断できれば、正しい対処ができます。 スポンサーリンク …

紫外線対策の日焼け止めに書かれているPAやSPFって何?選び方や成分もご紹介

紫外線は日焼けやしみ、しわの原因になるだけではなく、皮膚がんの原因にもなります。 最近は紫外線に対する認知度も高くなり、日焼け止め製品も多く市販されています。 みなさん、日焼け止めを買うときは何を基準 …

衛生委員会の年間テーマや議題を考える

常時50人以上の従業員を使用している事業場(業種を問わず)では、毎月1回以上衛生委員会を開催しなかればなりません。 1か月ってあっという間なんですよね。 恐らく担当者を一番悩ますポイントは衛生委員会の …

紫外線の目への影響と対策、サングラスの選び方、アフターケアの方法とは

紫外線は1年中降り注いでいますが、その中でも初夏の5月から7月が一番多くなっています。 紫外線の影響として、日焼けによるシミや皮膚がんなど皮膚への影響は有名ですよね。 スポンサーリンク しかし、紫外線 …

痛風と高尿酸血症は違う?治療法や痛風発作の予防法について知ろう

健康診断を受けて高尿酸血症と指摘された方いませんか? 高尿酸血症と聞いてピンとこない方でも、痛風と聞くと何となくイメージつきますでしょうか。 スポンサーリンク そう、高尿酸血症と痛風は関係があるのです …