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紫外線が子供へ与える影響と皮膚や眼を守る対策とは?

投稿日:2016年3月1日 更新日:

紫外線を浴びすぎるのは体に悪いことは、ほとんどの人はご存知だと思います。
紫外線対策の製品は多数販売されていますし、色々と対策をされている方もいらっしゃるでしょう。
では、お子さんの紫外線対策はどうされていますか?

今回は、紫外線が子供に与える影響と具体的な対策について説明します。

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1.紫外線が子供に与える影響とは

ここで、子供に紫外線対策が重要な理由としてWHO(世界保健機構)が挙げている5点を紹介します。

1. 子供時代は細胞分裂も激しく、成長が盛んな時期であり、大人よりも環境に対して敏感です。
2. 子供時代(18歳未満)の日焼けは後年の皮膚がんや眼のダメージ(とくに白内障)発症のリスクを高めます。
3. 生涯に浴びる紫外線量の大半は18歳までに浴びます。
4. 紫外線被ばくは、免疫系の機能低下を引き起こします。
5. 子供たちは室外で過ごす時間が多いため、太陽光を浴びる機会が多いです。

つまり、こどもは大人よりも紫外線を浴びる機会が多く、紫外線に対して敏感に反応すること、18歳未満の日焼けは皮膚や眼にダメージを与えることがわかります。

日本は欧米に比べ、子供への紫外線対策に対する意識が低いと言われてきました。

しかし、徐々に紫外線対策について国をあげて取り組む方針になってきており、母子手帳から、「日光浴」という言葉が消え、「外気浴」となり、 環境省から、2002年6月「紫外線保健指導マニュアル」が発行されました。

それでは具体的にどうしたら紫外線から子供の皮膚や眼を守ることができるのかみていきますね。

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2.こどもの紫外線対策として皮膚を守る方法は??

1)適切な服装選び

七分袖や襟付きのように体を覆う部分の多い服のほうが紫外線から肌を守ることができます。
生地の色は濃い色のほうが紫外線を吸収しますが、熱中症の懸念から、白か淡い色のもので、織目や編目がしっかりした綿かポリエステル・綿の混紡素材のものを選ぶと良いでしょう。
紫外線をカットしてくれるTシャツや、夏でも涼しく着られるように薄い素材を使ったものなどがありますので、積極的に活用しましょう。

2)日焼け止めを上手に使う

日焼け止めの強さを示すSPFが高いからといって、紫外線を完璧に防ぐというわけではありません。
SPFと紫外線防御能は直線的に比例しないといわれています。
むやみに強いものを使わなくても、SPF15以上あれば日常の紫外線対策としては十分です。

塗る量は、顔であれば、クリームならパール大、液なら1円玉大を手のひらに取って塗り伸ばし、同じ量で二回塗りしてください。
首、胸元、腕や背中なども塗り忘れや塗りむらがないように塗ってください。

また、効力が弱くなったり、汗で流れたりもするので、2、3 時間ごとに重ね塗りするとより効果的です。

こどもに日焼け止めを使うということに抵抗のある方もいるかもしれません。

しかし、最近は各メーカーが子供向けの日焼け止め製品を販売しています。
刺激が少なく、石鹸でも落とせるものや、玄関におけるポンプ式の容器にして、出かける際に手軽にプッシュケアができるものもあります。

3)時間を工夫する

紫外線の特徴として、1日のうちでは早朝や夕方は非常に弱く、10時から14時が強くなります。
1年でみると6~8月が多くなります。
山の上は空気が薄く、紫外線を遮るものが少なくなるため、紫外線の強さも増します。

余談ですが、
大気汚染が進むとエアロゾルという浮遊物質が増え、皮肉にも紫外線量は減ります。
台風通過後の空気が澄んだ日などは、エアロゾルが少なくなるため、紫外線量が増加します

4)場所を工夫する

日陰は日向の約50%に紫外線が減るので、テントやパラソル等を積極的に利用しましょう。
曇りでも晴天の80%以上の紫外線が出ているので対策は必要です。

3.こどもの紫外線対策として眼を守る方法は??

目を守るためには、大人であればサングラスが第一選択ですが、子供にサングラスは抵抗があるものです。
たとえサングラスをつけたとしても、すぐに外してしまうでしょうし、転んだ時に思わぬけがをする可能性もあります。

そこで目を守るために活躍してくれるのが、「帽子」です。
つばが7センチあれば顔に当たる紫外線の60%をカットでき、紫外線に弱い目も守ることができますので、なるべく被るようにしましょう。

まとめ

こどもはお外で遊びたがるものです。

紫外線対策を適切に行えば、お外でもたくさん遊べます。

こどもですから、一方的に「○○しなさい!」というとかえって反発しますので、日頃から紫外線のお話をして理解を深め、自主的に帽子をかぶったりしてくれるといいですね!

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